久しく人々のラジオ離れを耳にしてきましたが、東日本大震災や、コロナ禍による自宅待機などを経て、またラジオが見直されてきたようですね。
ラジオの良さは、番組と自分の距離がすごく近くに感じられること。
そしていま自分がしている作業を邪魔されないことにあると思っています。
そしてラジオのパーソナリティーが耳障りのない落ち着いたトーンの声の持ち主だと、情報自体に自然に集中することができると感じます。
たとえば大御所でしたら元NHKアナウンサーの加賀美幸子さんとか松平定知さんとか、最近は元TBSアナウンサーの堀井美香さんなんかは聴いていてホントに心地よいお声ですね。
声惚れします!
東日本大震災より以前から私の職場ではボリュームを落としてラジオをつけっぱなしにしています。
作業に触りがあるようでしたらいけないでしょうが、黙々とそれぞれの作業をしつつ、同じ番組を聴くというのはなかなかに良いものがあります。
パーソナリティーの方の楽しいお話を聞いて、職場の皆さんの笑うツボがわかるというものです。
「えっ?そこで笑うの?」とか。
一方困ったことももちろんあります。
パーソナリティーの方の話されるちょっと良い話に、みんなしんみりして涙腺が決壊した直後のお客さんからの電話です。
これはさすがにマズイですね。
私はいつも風邪をひいたことにして電話に出ています。
体の弱い人と思われているかもしれませんね。
最近は月曜日から木曜日の11時から13時はTBSラジオで生放送中の「ジェーン・スー生活は踊る」という生活情報番組を欠かさず聴いています。
番組のオープニングの「日々の家事、育児、介護、仕事に学校、病気療養中の皆々様・・・」というリスナーさんへの呼びかけに温かい心遣いがあって私は好きです。
毎週土曜日18時から18時30分はラジオ大阪 TBSラジオの「川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎 短篇傑作選」を聴いています。
ちょうど夕ご飯の料理の準備をしつつ聴いていることが多いです。
ただあまりにも集中しすぎて聴いてしまうと、料理の手順を間違え悲惨なことになります・・・。
日曜日には同じくTBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」(10時から11時55分生放送)を欠かさず聴いています。
テレビでは幾分マイルドになっているけれど、安住さんの「濃縮された毒(?)」がラジオではダダ漏れに・・。
ラジオは安住さんの真骨頂だなと思います。
これからも長く続いてほしい番組です。
そして遠からず私も番組へメッセージを送ろうかと思っていますが、いかに?☆