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暮らしの中に小さな発見・工夫を☆ 

図書館の花壇で見つけたバラの花 

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ちょっと早咲き?

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5月のお散歩

5月は公園や、住宅街のお庭でもたくさんの花々が競うように咲き誇る季節ですね。

どこからともなく甘い花の香りも、風に乗って漂ってきます。

 

そしてこの時期は、梅雨前の貴重なひととき。

お散歩にはもってこいです。

携帯電話を持って、

スニーカーを履いて、

帽子を被って、

どんどん歩きます。

調子が良ければ、少し遠出もします。

 

先日、少し遠くの図書館の前を通りかかったところ、何とも言えない色合いのバラがちょうど見ごろになっていて、思わず足を止めました。

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みると

「スーブニール ドゥ アンネ フランク」

とあります。

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名前から調べてみる

家に帰ってから、このバラの花が気になったので調べてみました。

こちらは「アンネのバラ」(別名アンネの思い出)と呼ばれるバラだということがわかりました。

ウィキペディアによると、こんなことが書いてありました。

自然を愛し、とりわけバラが好きだったアンネ・フランクの「形見」として捧げられたバラである(補足 1955年ベルギーの育種家ヒッポリテ・デルフォルヘが交配に成功したものを、アンネの形見として捧げることを計画する。のちに出会ったアンネの父オットー・フランクの賛同を得て、1960年に品種登録される)。

日本へはオットー・フランクから寄贈されたものが広まり愛と平和のシンボルとなっている。

アンネのバラは蕾のときは赤、開花後に黄金色、サーモンピンク、そして赤へ変色する特徴がある。

これは、もし生き延びることができていたなら多くの可能性を秘めていたアンネを表現している。

ところで、2014年の「アンネの日記破損事件」というのがあったのを覚えてらっしゃいますか?

あちらこちらの図書館や本屋さんで、この本の数ページが破られていた事件です。

当時はニュースで大きくとりあげられていたのを、なんとなくですがわたしも覚えています。

 

どうやらわたしの住んでいる町の近辺では、この事件後に地域のすべての図書館の花壇に、このアンネのバラを植えることにしたのだそうです。

 

毎年5月頃になると、そういえば図書館の花壇でこのバラを見かけていたはずです。

でもちゃんとした由来と経緯については、恥ずかしながら全く知りませんでした。

 

本を探してみる

こんなことがあって、自分の部屋にある本棚をごそごそと探し、

「アンネの日記」

と久しぶりに対面しました。

 

「アンネの日記」

「アンネの日記」は、ユダヤ人の少女アンネ・フランクの日記です。ドイツ占領下のアムステルダムで、ナチスの追及を逃れて隠れ住んだ一家の2年間の生活がつづられています。日記には「キティ」という愛称をつけ、友人に語るように日々の生活が描かれています。

彼女の成長の軌跡が感じられ、鋭い人間観察力が発揮されていることに驚いたものです。

 

わたしが持っているものは、小学生のときに両親からプレゼントしてもらったものです。

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定価も1千円だったんですねえ・・。

(消費税がなかったから、1千円ぽっきりだったんだわ、と思ってしまいます。経理を仕事にしているため、ここが気になるのは職業病ですね)。

 

箱を取ると、中の本はハードカバーの本で、本の外側全体が艶のある白い布で装丁されていたのですが、今はしみや手垢で黄色くなっています。

 

確か小学校6年生のとき、「学級文庫」というのがあって、クラスの中でめいめい自分が推薦する本を持ち寄り、お互いに貸し借りするというシステムがありました。

 

わたしはこの本を提供したのですが、人気もあり多くのクラスメイトに読んでもらったため、余計によれよれしてしまったのでしょう。むしろ勲章ものと思っています。

 

でも大人になっても、

引越しをしても、

ときたま襲われる断捨離ブームが来ても

ずっと手放さずにいた本でした。

 

随分ひさしぶりになるけれど、また読んでみようかなあ、と思いました。

 

あの時とは違い、アンネの立場からだけではなく、大人の観点から読むことができるかもしれません。

 

ちょっと本の中の字が小さく思えるのだけど・・。

 

平和を願いつつ・・。

 

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