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秋田道夫著「自分に語りかける時も敬語で 機嫌よく日々を送るための哲学」との対話

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ちょっと涼しげ☆

 

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久しぶりに大きな本屋さんへ行きました。

夏休みに読む本を探しに、ふらっと出掛けたのですが、

目にしたとたん、

「ああ、なんだかとってもいいタイトルだなあ」と

反射的に手に取っていました。

 

秋田道夫著

「自分に語りかける時も敬語で 機嫌よく日々を送るための哲学」

 

「ポジティブ」とか、

「がむしゃら」とか、

そんな強めの言葉ではないけれど、

「機嫌よく」。

 

日々ゆらいでいる自分だけれど、

「(誰かに頼るとかではなくて)自分で自分が機嫌よくいられるようにすること」

を心がけていたいなあと、こっそり思っています。

そしてその余力で(と言ったらなんですが)、周りの人にも気持ちよく過ごしてもらえるように出来たら嬉しいかなあ・・と、ほんのり願っています。

 

そんなわたしが思わず手にとってしまった本。

 

この本は、いわゆるノウハウについて書かれているものではないのです。

ただ、秋田さんがお仕事や人との関わりや生活するうえで、心がけていらっしゃることが、短い言葉で表現されています。

 

文章が短くそぎ落とされているので、読んでいるとついうっかり

「このことは自分の仕事に当てはめると・・」

とか、

「これは自分が体験したあのことに近いかな?」

とか、

いちいち自分や身の回りの出来事に照らして、思いをめぐらしている自分がいます。

不思議な本です。

 

秋田道夫さんはこんな方です

1953年大阪生まれ。

愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業。

ケンウッド、ソニーを経て、1988年よりフリーランスとして活動を続ける。

LED式薄型信号機、交通系Suicaチャージ機、虎ノ門ヒルズセキュリティーゲート等の公共機器から、家電・陶磁器のデザインなど幅広く日常生活にまつわる製品のデザインに関わる。(本書より)

 

本と対話しちゃった箇所を少々ご紹介します

言葉が大事なのではなくて

「言葉遣い」が大事なんだと思います。

自分に語りかける時も敬語で。p115

・・この、「自分に語りかける時も敬語で」という発想はわたしの中にはなかったです。

もしやってみたら、自分のことも丁寧に取り扱ってあげることに繋がるかもしれないですね。

そして、自分のことを「別の人のように」少し俯瞰してみることができるかな・・。

 

世間のことを知らないことを

「世間知らず」とは言いません。

人にある感情の機微を理解できない人を

「世間知らず」と言うのです。p69

・・こ、これは痛いところをつかれました・・。

だから山本周五郎作品とか、池波正太郎さんの鬼平犯科帳とかに魅かれるのかもしれません。

 

金銭感覚より琴線感覚 p47豊かさについてより一部引用

・・なるほどなぁ・・。

ただ、仕事で経理をずっとしているので、小心者のわたしはどうしても

金銭感覚「も」

琴線感覚「も」

に感じられるところが職業病かもしれません・・。

 

仕事のできる人が優しいと

職場がハッピーです。p79

・・「場の雰囲気」ってすごく大切だと思います。

これは職場だけではないですよね。

 

大事なことは

「何について考えるかを考えること」です。

答えは問題に書かれています。 はじめにより

・・ほんとに、ホントにそうですね。

修行せねば・・(*_*;

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