百花繚乱
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はじまり
朝起きて顔を洗おうと洗顔フォームの入ったポンプ式の石鹸を使おうと思ったところ、利き手の右手首の激痛の為にポンプを押すことが出来ませんでした・・。こんなことは人生初だったので、びっくりしました。
仕方がないので、手のひらではなくて、とりあえず肘でポンプを押し洗顔しました。
その日の仕事は午前中お休みにしてもらって、すぐ地元の整形外科へ向かいました。
診断は、おそらく長年の手首の酷使から生じた腱鞘炎ではないか、とのことでした。
考える
そこで、自分なりに自分の今までの生活を振り返って、今回の原因について考えてみました。
①事務職(経理)をしています。
パソコン作業がメインです。
でも手書き作業もそれなりにあります。
つい数年前まで4枚複写式のカーボン紙に手書きをする仕事がありました。
わたしは筆圧があまり高くないので、頑張っても書いた用紙とすぐ下の用紙迄しか字が複写されません。
そんな調子なので、4枚複写するためには、「渾身の力を込めて」字を書いていました。
それでも一番下の4枚目の用紙には字がうっすら読めるくらいしか複写されてませんでした(無理をして書いているため字もきれいに書けなかったです・・)。
②仕事やプライベートで、スマートフォンやタブレット端末を使用する時間が格段に長くなりました。
これに伴い、支える腕や手首の負担も増えたと思います。
自宅ではソファーでの楽な姿勢をとりつつの操作や、ましてや寝ながらの操作は負担が大きいのですよね・・。
③家事、特に水仕事をするときには一段と手首を酷使していると思います。
対策
そこで、出費を伴いましたが、今だけではなく今後のことも考えて
「手首にやさしいお助けグッズ」
の力を借りるようにしました。
今回用意したものと、使ってみての感想です。
- わたしのように手首を仕事やプライベートで酷使していたり
- スポーツなどで負傷し、治療後もちょっと不安な方
- もともと手首の弱い方
そのような方々に参考にしてもらえたら嬉しいです。
サポーター
選んだもの brace UPリストサポーター
感想
もともとわたしは、既に収縮力の高い、布製のサポーターを持っていました。
ですが、次の理由で新しく購入して良かったと思いました。
①高い固定力
実は、洗った雑巾を絞れないほど手首が痛かったのです。
でも手を使わないで生活するということは不可能ですよね。
なので、手首はそこそこ動かせるけど、手首自体はちゃんと固定されるものを探してみました。
こちらは、写真のように手の甲の側に1本、手のひら側に1本の計2本のワイヤーが入っています。
そのため、手首をしっかり支えてもらえています。
親指の付け根ぐらいから、手首全体を覆い隠すくらいまで固定されます。
でも、かといってワイヤーが手に当たって痛い、という感じは全くありません。
内側は、クッション性のある布地が充てられています。
手のひら側のワイヤーは横から見ると少し盛り上がっています。
立体構造なんですね。
わたしは勝手にこの盛り上がりを「肉球」と呼んでいます。
使用していて気が付いたことです。
この肉球が下向きになる作業をする時、たとえばパソコンのキーボードを打つときには少し注意が必要かと思います。
そうです、立体構造のため、肉球がキーボードに若干当たるのです。
そのため勝手にスペースキーが押されてしまい、あれれ?となったことも・・。
わたしは、キーボードの下にやや厚みのある本を置くなどしてキーボードを手前に少し立てるように角度をつけて、肉球が当たらないように調整しました。
それ以外の作業のときは特に気になりませんでした。
②装着がマジックテープで簡単
痛みがひどい時には湿布を処方されることが多いと思います。
最初わたしは湿布を手首に貼って、その上から持っていた布製のサポーターを着用していたのですが、着用の時に気を付けていても湿布が丸まったり、ズレてしまっていました。
ささいなことですが、毎回でしたので、地味にストレスになっていました。
こちらは、サポーターに手首を突っ込み、正しい位置に合わせたら上下2本のマジックテープをぐっと締めるだけなので楽でした。
ただちゃんと自分の手首のサイズによってサポーターのサイズを決めることは大事だと思います。
- サイズ選び
- 右手用・左手用
を間違えないことは当たり前かもしれませんが、とても大事だと思います。
マウス(Bluetoothでパソコンと接続できるタイプのもの)
選んだもの ELECOM EX-G
手首を負傷してから、パソコンのマウスを操作するときに、以前からずっと使っていたマウスをなんと壊してしまいました。
いえ、正確にはむしろ破壊に近かったかもしれません(怖)。
手首の痛みと共に、手首のサポーターをしていたことによって、手首自体の可動域がいつもより狭く、必要以上に指先のクリックに力が入っていたからだと思います。
パソコンのキーボードまで壊れなくて良かったです・・。
感想
次の理由で新しく購入して良かったと思いました。
①利き手の右手用のマウスなので握った時の手首の角度に無理がないこと
(こちらは利き手が左手用のものもあります。サイズも分かれています)
以前使っていたものは利き手に関係ない仕様になっていました。
今回のものは私の場合、利き手の右手用です。
握った時に少し体に対し外側(わたしの場合は右側)に手が傾くようになります。
なので机の上の手首の角度が自然で、負担がとても軽く感じられます。
サイズもいろいろです
右手用 右側に傾いています 後ろ側からの写真と反対側の正面からの写真
②クリックした時とても消音
特に早朝とか、遅めの時間帯の作業のときに全然違うなあと思います。
クリック音が耳障りでないのは、自分でも快適ですし周囲の人にもやさしいですね。
端末用アームの取付け
選んだもの ELECOM FLEXIBLE ARM
サイズが合うところでしたら、アームの土台部分を対象自体に挟んでねじをくるくる回して取付けができるものになります。
取付けは簡単でした(痛かったので家族に取り付けてもらいましたが・・)。
今は、自室の作業机の脇と、ベッドサイドに1台ずつ、計2台アームを取付けしています。
そしてスマートフォンやタブレットをアームに装着してから画面を見るようにしました。
感想
①腕や手に負担がない
スマートフォンやタブレットを使用するときに、その都度アームに装着する手間はありますが、あとは手に持つ必要がないため、腕や手には負担がありません。
画面に集中できますし、机の上にスマートフォンやタブレットを置かなくていいので、机や居る場所を広く使えます。
②姿勢も良くなる
大事なことは、自分が一番使いやすいアームの角度を最初にいろいろ試してみて、一番姿勢が良く使え、かつ使いやすい位置を決めてしまうことです。
アームの角度は2か所つまみがあるので試しながら調節します。
またススマートフォンやタブレットをはさむ部分は360度回転できます。
あとはそこにスマートフォンやタブレットを装着するだけです。
とても楽なので、今後職場でも取付けしようかと思っています。
今回は手首の負傷でしたが・・。
実は数年前にドアの角に思いきり足をぶつけたことから、足の小指の骨にひびが入ったことがありました。
痛い方の足はしばらく靴が履けなかったです・・
何にもない時は思わないのですが、けがをして痛みがあるときは、
痛みも何もなくスムーズに身体を動かせることが、どんなにありがたいことかわかりますね。
めんどくさいからと言って横着して
変な恰好のまま物を持ち上げたり、片手で物を受け取ったりしないこと。
自然のコルセットである筋肉を多少なりとも鍛えること。
自分の身体を大事に使うこと。
長く使えるようにメンテナンスすること。
自分自身への反省も込めました。
参考にしていただけたら嬉しいです。
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