ここのところちゃんと空を見上げていなかったかも・・
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友人からもらった本
私は経理の仕事をしています。
2023年10月からいよいよ開始されるインボイス制度や2024年1月から本格的に開始される電子帳簿保存法のためにその対応に追われ、なんだか今年2023年はずっとその準備のための年だったような感じがしています。
そういえばいまこれらに対応したソフトのコマーシャルなんかもテレビでちょくちょく目にしますね。
ちょうどそんな中、古い友人から詩人の長田弘さんの詩集の本をもらいました。
詩集の中の「最初の質問」という詩
今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。雲はどんなかたちをしていましたか。風はどんな匂いがしましたか。あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。「ありがとう」という言葉を、今日、あなたは口にしましたか。(冒頭箇所引用)
実はこの後もたくさんの「質問」が続いています。
その中のどの「質問」に目が留まるのか。
それは人によっても違うでしょうし、
同じ人が読んでも、その時によって目に留まる「質問」は違うかもしれません。
私は冒頭部分の「質問」と以下の「質問」に目が留まりました。
これだけはしないと、心に決めていることがありますか。
いちばんしたいことは何ですか。
この詩は中学3年生の国語の教科書(学校図書)に掲載されているとのことです。
子供たちにとっても良い詩でしょうが、大人こそ時間をつくって「質問」に対しての「自分なりの答え」をつらつら考えてみるのも良いことなんじゃないかなあ、と思いました。
たとえ答えが今わからなくても、です。
他の友人にも送ろう
詩集なんてそもそも苦手で縁遠く、読んだのは何十年ぶりです。
でも思いがけず読んでみたら驚くほど新鮮でした。
長田さんの詩は日常使いの言葉を選んでくださっているので、わかりやすいからでしょう。
その分さくさくと読み進めるのはもったいない気がしたので、少しずつ少しずつ読みました。
そんなわけで、お互い忙しくてなかなか会えない他の(お疲れめな)わが友人たちにもこの本を送ってみようかと思い立ち、町に一軒しかない地元の本屋さんにそれっ、と出掛けました。
地元の本屋さんにて
店員さんに「長田弘さんの詩集ありますか?なかに【最初の質問】が掲載されているものがいいんですけど」とお話したところ、大学生かと思われるアルバイトの男性店員さんが倉庫から数冊持ってきてくれました。
「ホントいいスよねえ、この本」と言いながら。
もう少し時間があれば、どの詩のどの箇所がよいと思ったのか詳しく聴きたかったのですけど・・。
読んでくださってありがとうございました。
それから全国の経理担当者の皆様、共に頑張りましょう!(^^)!