新しい年、皆様にとって良い年となりますように。
今年もよろしくお願い申し上げます。
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2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の初回の放送をみました
2024年の大河ドラマ「光る君へ」は、わたしとしてはとても盛り上がったので、引き続き今回の大河ドラマ「べらぼう」も見ることにしました。
なんでも江戸中期を大河ドラマで取り上げたのは今回が初めてなのだそうです。
「べらぼう」は次のようなお話です(NHK番組公式サイトより引用)
日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き
時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物
`'蔦重“こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。
笑いと涙と謎に満ちた`'痛快`'エンターテインメントドラマ!
「50ボイス」で知った職業
たまたま本放送を見る少し前に、同局の「50ボイス」という番組を見ました。
司会は春風亭昇太さんと小池栄子さんの息の合ったお二人。
こちらの番組は、番組の宣伝も兼ねつつ、新しく始まる大河ドラマのスタッフさんや協力スタッフさんや俳優さんたちの現場の声「50個を紹介する」というもの。
今回の「50ボイス」のお題は皆さんに「あなた(にとって)の「べらぼうなこと」は何ですか?」でした。
「べらぼう」とは、
「とんでもない」とか
「常識はずれな」とか、
そんな意味ですね。
蔦屋重三郎の故郷が吉原なので、ドラマは吉原の様子が緻密に再現されています。
一人のベテランの美術スタッフさんからのお話です。
吉原の入り口である「大門」のセットを、迫力を出そうと5メートル近くもの高さで作ったこと。そしてそんな高さで作ったのが初めてだったので、「べらぼう」でした、と仰っていました。
また、一人のベテランのメイクさんが花魁のメークで参考になる資料がそもそもあまり無いので、浮世絵を参考にしたことが「べらぼう」でした、というお話をされていました。
どの方のお話もめっぽう面白かったのですが、わたしが一番印象に残ったお話だと思ったのが、「インティマシーコーディネーター」さんのお話でした。
「インティマシーコーディネーター」とは、わたしは初めて知ったのですが、次のような内容でした。
それは、
「ヌードや性的な描写があるときに、俳優側と演出側の間に立ちサポートするお仕事。つまり皆さんが不快な思いをしないように互いの同意に基づき撮影出来るように、調整するお仕事」
なのだそうです。
この方が仰るには、「インティマシーコーディネーター」が大河ドラマにも導入されたことが「べらぼう」なのだそうですよ。
今年も歴史手帳を買いました・・
ところで、わたしはスケジュールを管理するメインの手帳の他にもう一冊手帳を購入しています。
吉川弘文館の「歴史手帳」です。
- 美術館や博物館などへ訪問した時の記録や感想
- 歴史番組や大河ドラマなどの感想
をサクッと記入しています。
(今回の「べらぼう」1回目の感想も書きました☆)
こちらを購入するようになったのは、手帳の名前のとおり、手帳の中の付録の「歴史資料(=歴史百科)」が充実しているからです。
充実・・いや、むしろ手帳の半分くらいが歴史百科です。
初めて見た時はびっくりしました。
左側が日記として記入できるページ。わたしはこちらに感想などを書いています。
右側が歴史百科のページです。
歴史百科は資料編と図録編に分かれています。
たとえば博物館に行くときとか、歴史小説を読むときとか、テレビで大河ドラマを見る時などに付きものの「あれってなんだったっけなあ?」といった「ちょっとした調べもの」にはとっても重宝します。
2025年版を購入後、パラパラと歴史手帳をみていたら、なんと巻末に、
「蔦屋重三郎関係年譜」がしっかり掲載されていました。
(わたしはこの部分をドラマが終わってからじっくり楽しみたいと思い、ただ今は封印中です☆)
なお、2025年版からは「歴史百科Web」(歴史手帳購入者特典で使用できるもの)も始められたそうです。
デモ版はこちらです(*^-^*)
↓
デモ版「歴史百科Web 2025」 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
大河ドラマを見ての感想~田沼意次の蔦屋重三郎への言葉に力をいただく~
(こちらの記事は、これから録画などで1回目の放送をご覧になる方は飛ばしてくださいね☆)
わたしが好きな鬼平こと長谷川平蔵。
その若き日の長谷川平蔵が「べらぼう」に登場してきたのでビックリしました。
これからどうなっていくのかが気になるところです。
こころに残ったのは、渡辺謙さん演じる田沼意次が、横浜流星さん演じる蔦屋重三郎に放った言葉でした。
幕府非公認の岡場所や宿場に、お客をとられつつある幕府公認の吉原。
蔦屋重三郎の故郷である吉原では最下層の花魁は、ご飯も満足に食べれない状態に陥っています。
その窮状を田沼意次に必死に訴える蔦屋重三郎。
それに対し田沼意次が放った言葉は、(「警動」(注)という手で幕府側になんとかしてもらおうとする前に)「お前は何をしたのか。自分でお客を呼ぶ工夫をしたのか」という言葉でした。
この言葉は、蔦屋重三郎の今後の歩みをおそらく大きく変えるくらいに響いた言葉でした。
同様に、ぼーっとしたお正月気分をものすごい勢いで吹き飛ばすくらいに、私の心にも最も刺さった一言となりました(謙さんの目力も凄かった・・)。
年明け早々によい言葉を聞けた気がします・・(*^-^*)
(注)警動(けいどう)とは、江戸時代、町奉行が行った私娼窟やばくち場への不意の手入れ。(コトバンクより引用)
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