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奥野宣之さん著 「読書は1冊のノートにまとめなさい」(完全版)は読書について語られたスケールが壮大でした

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近所の保育園の花壇

 

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私の場合

 最近わたしのブログ記事は、読んだ本についてご紹介させていただくことが増えました。

 

理由はいたって単純です。

私自身本が好きなこと。

そして、読んだ本がいいなぁ、参考になるなぁと思ったら、やっぱり素直に人にお伝えしたいからです。

 

ただ、本について書評するということは、

本の内容についてどこまでだったら書いてもいいのか

どうしたらそのよさが伝わるのか

といった点でまったくもって簡単ではありませんね・・・( ゚Д゚)

これはいつも悩むところです。

 

 なので、ブログの記事にする前のたたき台として少し前から自己流で作っていた「読書ノート」について、何かもっと参考になることはないかなぁと探していました。

そう思って選んだのが、

本書奥野宣之さん著「読書は1冊のノートにまとめなさい」(完全版)でした。

 

最初に結論から言いますと、本書はわたしの目指す「読書ノート」の書き方についてのみにとどまらず、「読書」について語られるもっとスケールの大きな内容の本でした。

でもこれはかえって嬉しい誤算でした。

そのことは次の「本の概要」で詳しく書いておきます。

 

本の概要

次の一連の流れの全てを「読書体験」とし、すべて1冊のノートで管理してみようというものです。

  1. 本を探す・・普段から「探書リスト」(探書リストとは、自分が「これは、と思うもの」に関しての本をリストアップしたものです)を作っておきます。
  2. 本を入手する・・「探書リスト」を活用して効率よく本を入手します
  3. 読む・・自分にとってその本の重要な箇所、心が動いた箇所を絞り込んでいきます。次の読書ノートを作成する前提で読んでいきます。
  4. 記録する・・読書ノートを作成します。
  5. 活用する・・読書ノートからブログを書いたり、読書ノートを読み返して自分なりの考えをつくる土台にします。何冊にもわたる読書ノートの検索の仕方についても触れられています。

そしてこれに付随したものとして

  • 読書体験をより充実させる20のアイデア
  • ノートづくりに役立つ文房具26

も述べられています。

 

ほら、スケール大きいんです。(*^-^*)

 

 料理にたとえるなら、「探書リスト」が食材の調達、「読書ノート」の作成が下ごしらえ、「読書ノートを使ったアウトプット」は火を使った調理です。(一部抜粋)

 

奥野宣之さんは

同志社大学でジャーナリズムを学んだあと、出版社、新聞社の記者を経て著作デビュー。

「情報は1冊のノートにまとめなさい」

「人生は1冊のノートにまとめなさい」

と共に本書は特に人気シリーズ。(本書より要約)

 

感動して始めちゃったこと

【読書ノートの作り方に奥野さんの「ねぎま式読書ノート」を活用することにしました

 

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では、奥野さんの「ねぎま式読書ノート」とは?

 

読書ノートに書くことは、

  • 本を読み、その本について読書ノートを書いた日にち
  • 本のタイトル
  • 著者名

の3つが基本です。

これに次をプラスします(奥野さんの「ねぎま式読書ノート」です)。

  • 本の中にある自分にとって重要な記述について読書ノートに抜き書きする(抜き書きとわかるように例えばその箇所の文頭に〇マークを付しておくと良いとのことです)。
  • その抜き書き箇所に対しての自分の感想を記入しておく(抜き書き箇所と区別するために例えば文頭に☆マークを付しておくと良いとのことです)。感想はあまり肩肘を張らず一言でも良いとのことで、少し気が楽になりました。

「抜き書き」と「感想」を焼き鳥の「ねぎま」の鶏肉とねぎのように交互に挟み込んでいくので

ねぎま式」。

わかりやすいですね。

 

「抜き書き」だけだと記憶に残りにくいので、その時の自分の「感想」と並べておくのでしょうね。

またこれだと読書ノートも作りやすいですし、人にも伝えやすいと思います。

 

実際試みてみるとわたしの場合は、

  • ブログに書評を書くとき
  • 自分なりの考えをまとめたいとき

に威力が発揮されていると感じます。

 

わかりにくいかもしれないので、記入例はこんな感じです。

「ねぎま式」読書ノートの記入例

〇「本の抜き書き」(△ページより )

☆「それに対して、私はこう思うのです(感想)。理由は××だと考えるからです。」

 

〇「本の抜き書き」(×ページより)

☆「この箇所は、とても参考になる。でももっと△△について調べてみる必要はあるかな。」

 

さらに読書ノートを作ることで、(本にもよりますが)増えすぎた本を厳選の上、本そのもの手放せるようになるんじゃないかと思えるのも、地味に嬉しいです。

 

読んだ本について、何か記録を残しておきたい人にもお勧めです(*^-^*)