hana-lifelog

暮らしの中に小さな発見・工夫を☆ 

小さくても何かにチャレンジし結果を残したいとき 樺沢紫苑さん著「アウトプット大全」

f:id:hana-lifelog:20231023104117j:image

 

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 

わたしの場合

私は経理の仕事をしています。

2023年度は、まさに会計業界の黒船来航的なインボイス制度一色となりました。

10月1日からスタートだったため、そのための勉強・対応のハードウェアやソフトウェアの検討・導入・取引先さんとの打ち合わせや仕組みづくりの準備に追われる毎日でした(今も試行錯誤中です)。

 

会計業界はてんやわんやの大騒ぎです!

もちろん10月以降もこれで一件落着ではなく、まだまだこれからも色々ありそうだと思っています。

 

いつもの私だとここで息も絶え絶えに力尽きてしまい、この先の毎年年末に行う年末調整の時期にはその作業に追われ、気が付くと新年を迎えている、というパターンだったかもしれません。

 

でも毎年そういったことを繰り返していると、自分に成長や変化がなく不安にもなります。

 

そこで仕事を集中して行い、そのほかの自分がしたいと思ったことも後回しにせず少しでもチャレンジしたいと思うようになりました。

  • たとえば人と会ったり、映画を観たり、読書をしたり、美術館に行ったり、料理をしたりといった「時間をもっと生み出したい」。
  • したいことのひとつとして始めたブログなど「書くこと」をどう続けていくか知りたい。
  • 人生100年時代と言われていますが、学び始めた資格や技能についての「勉強をどう続けていくか」ヒントが欲しい。

といった自分なりのテーマから、本書樺沢紫苑さん著「アウトプット大全」の中に参考になることを求めて読み始めました。

 

樺沢紫苑さん

樺沢紫苑さんは精神科医の方です。

本業のお仕事以外に作家としての本の執筆やセミナー、メルマガ発行などもこなしてらっしゃいます。

一方

基本、18時以後は働かない

月10本以上の映画鑑賞

月20冊以上の読書

週4~5回のジム通い

月10回以上の飲み会

年30日以上の海外旅行

 

をされてらっしゃるとのことです。

・・・どうしたらこんなことが?

 

衝撃的だった2つのこと

本を読んでみてわたしにとっては特に2つ衝撃的な箇所がありました。

 

(衝撃その1)インプットとアウトプットの黄金比率は3対7だということ

 

樺沢さんは精神科医のお立場から、脳のしくみに着目して本書を書かれています。

 

インプットは脳に情報を入れる(インプットする)こと。

具体的には「読む・聞く」といった自分に取り入れる作業です。

一方アウトプットは取り入れたことを活かしつつ「話す・書く・行動する」といった出力する作業になります。

 

ここで大事なのは、インプットの時間よりむしろアウトプットの時間なのだということです。

 

すごくざっくり言いますと脳は、せっかく脳にインプットしたことをアウトプットしないとすぐに忘れちゃうので、知識をいかせるものに変換するためにむしろアウトプットを重視してね、ということです。

 

 

たとえば1冊本を読んだら、その内容を人に話して聞かせたり、読書ノートに書いたり、ブログに書いて発信したりといったアウトプットをしないと記憶として定着しないということです。

専門的にいうと、情報を使うことで短期記憶が長期記憶に移動するということだそうです。

 

そしてよくあることだと私は思うのですが、「インプットが過剰でアウトプット不足に陥っていること」こそが、「勉強しているのに成長してない」という最大の原因だそうです。

・・私的にはあるある過ぎて衝撃でした。

インプット7対アウトプット3ではないのですよね。

 

(注)正確にはアウトプット後の結果(成績アップとか、周りの人のリアクションとか、ブログだったらコメントを頂くとか読者数とかでしょうか)を踏まえて修正を加えたりするフィードバックも大事だと書かれています。

インプット→アウトプット→フィードバック→インプット→アウトプット・・・とらせん状になっていることが良いということです。

 

 

(衝撃その2)アウトプットするためにはやっぱり十分な睡眠がそのベースには必要だったこと

 

樺沢さんの本は、インプットしたことをちゃんと記憶に定着させ結果に変えるために大事なアウトプットについて、

80項目を挙げて説明しています。

それを大まかに分類すると

「話すこと」

「書くこと」

「行動すること」

になります。

このうち「行動すること」の中に何故か大事な項目として「眠る」があるのです。

 

どうしてなのか。

樺沢さんはおっしゃいます。

 睡眠不足(睡眠6時間未満)の状態でアウトプット、仕事、勉強をすることは、バスタブに栓をしないでお湯を入れるようなものです。

 

・・確かに。

よくありがちなのは、頑張っているときほど睡眠を削りがちになること。

でもその代わりにその翌日はぼーっとしてつかいものにならない状態になることもありますよね。

 

これは「いつやるの、今でしょ」の林修さんもテレビで以前おっしゃっていたのですが、「(ご自身が受験生だった頃のお話で)勉強するために睡眠を絶対に削らなかった」ということに通じるお話だと思います。

たしか当時も今も1日8時間位眠るようにしているとのお話だったと思います。

そのお話を聞いて私は「そんなに?」、と思った記憶があります。

 

今後は

インプットするだけでは現実は何も変わらなくて、アウトプットすることによってのみ現実に変化を少しずつ起こしていくことが出来るのだ、ということをこの本で樺沢さんは幾度も強調していらっしゃいます。

 

だからそのためのアウトプット。

 

まずは自分が一番気になったところからスタートしてみようと思います。

 

・まず充分睡眠をとること(改善します)。

・今勉強している資格試験については問題集にかける時間を増やすこと。

・私は読書が好きなのですが、読みっぱなしだとやはり内容をきれいに忘れてしまいます。

なので読んだ本を読書ノートに記録したり、人に話したり、ブログに感想を書いたりというのを続けてみようと思っています。

 

電子書籍などで読んだ本についてのレビューももっと投稿を増やしていくつもりです。

もし誰かのお役に立てたらとても嬉しいですし( *´艸`)

 

小さくてもいいので一歩踏み出してみようと思いました。

 

 

最近、「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」という本を読んでいます。

以前ドラマ化されたものを観たところ、とても面白かったので本を読んでみようかと思い立ったのです。

 

東京の杉並区に「阿佐ヶ谷駅」という駅があり、先日用事がありそちらに出掛けたのですが、駅員さんがこんなことをしてらっしゃいました・・・。

f:id:hana-lifelog:20231023104253j:image

嫌いじゃないです☆