東京国立博物館本館入り口
※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています
東京の上野にある東京国立博物館で毎年1月2日から約1か月間開催されているイベントに、
「博物館に初もうで」
というものがあり、私は毎年楽しみにイソイソと出かけていきます。
毎年その年の干支や縁起の良いモチーフをあしらった美術品を集めて展示している部屋が博物館内に設けられるのです。
なので
「博物館に初もうで」
なんです。
特に2日と3日は和太鼓の演奏や、獅子舞など日本のお正月らしい演出もされます。
こちらから2024年度のご案内をご覧になれます
→
東京国立博物館 - 展示・催し物 催し物 イベント 博物館に初もうで
会期中、本館インフォメーションのところで「博物館に初もうで 謹賀辰年 年の初めの龍づくし」というパンフレットも配布しているとのことです。
なお、こちらからページを開いていただくと、下の方にあるPDFからパンフレットをご覧になれます。
→
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2633
「博物館に初もうで」のいいなあと思う点は、
- 常設展(総合文化展といいます)のチケットで観ることができること。なので、通年展示している他の作品も同じチケットで合わせて鑑賞することができます(特別展は観れません)。
- 展示品にもよりますが、写真を撮影可能な作品が意外とあること(作品のところに撮影して良いかどうかのマークや注意書きがあります)。
- 東京国立博物館は本館をはじめとした建物やインテリアも素晴らしいので、館内を見て回る楽しみもあること(スニーカーなど履きやすいものがお勧めです☆)
- このイベント中に本館の大階段のところに飾られる生け花が素晴らしいこと。
などがあげられます。
こちらは数年前のものですが本館の大階段を登りきったところに飾られていた生け花です。
そういえば本館の大階段は、よくいろんなドラマの撮影でも使われていますね。
国会とか銀行本店とかのシーンなどでよく見かけます。
ドラマ「半沢直樹」でも使われていました。
階段も、天井も意匠を凝らしていて大好きな場所です。
「博物館に初もうで」では毎回会期の前半のみにはなるのですが、
長谷川等伯筆の国宝「松林図屏風」
を展示してくれています。
墨の濃淡だけで描かれた水墨画なのですが、
この屏風絵の前に立つと何故か背筋がシャンとする感じがして毎年会いに出掛けちゃうのです。
明治5年文部省博覧会、これが「東博」の、つまり日本の博物館の始まりである。京都や奈良の博物館も科学博物館も、上野動物園も国会図書館も、実はここ東博から枝分かれしていったものだったのだ。(「こんなに面白い 東京国立博物館」 より)