2021年、東京オリンピックがちょうど開催されている夏真っ盛りの頃。
私はまさかの、
まさかの
新型コロナウイルスに感染しました。
ちょっと神経質なくらいに気を付けていたのに、
どうして?
と、かなりへこみました。
しかも楽しみにしていたオリンピックのときに~(涙)。
症状は頭痛と発熱と咳とだるさでした。
当時はデルタ株が主流で、私はワクチンをまだ接種していなかった頃のおはなしです。
家族がいるのでうつさないように、ひたすら解熱剤兼鎮痛剤のカロナールを飲んで自室に引きこもって過ごしていました。
カロナールは歯医者さんの治療の際に処方されたものをたまたま持っていたのです。
また、宿泊療養施設への入居を希望したのですが、満員で入れませんでした。
幸い東京パラリンピックが開催される頃にはテレビをまあまあ普通に観戦できるくらいには回復することが出来ました。
家族にもうつすことがなかったことが本当になにより嬉しかったです。
最近は新型コロナウイルスについての報道も小さくなり、分類も5類に移行されています。
世の中も旅行に出掛けたり、イベント開催なども通常に戻ってきましたね。夏ですし☆
とっても嬉しいことです。
一方これから夏本番を迎えるにあたり第9波かもしれない、との声もチラホラ聞こえてくるようになりました。
後遺症のまったくなかった方、あった方。
また後遺症があってもその症状は人それぞれのようです。
そんななか、もし感染してしまい後遺症があった場合の治療法は残念ながら今でも何も確立されていない、ということを私も含めて今一度心のどこかに留め置いておけたらいいなあと思います。
私は熱と頭痛は比較的すぐによくなり、その後咳が徐々に収まっていきました。
でも一番時間がかかったのは味覚と嗅覚の回復でした。
結果としては1か月くらいで完全に治りましたが、その途中は正直ちゃんと治るのかわからず怖かったです。
その間ご飯はおいしくなかったですし、自宅でガス漏れとかがもしあっても全く気が付かなかったと思います。
そんなことがあったので、私がその間に試したことについてご参考になればと思い書いておきたいと思います。
いろんな選択肢のうちのひとつとしてどなたかのお役に立てれば幸いです。
①陽性です、と言われて頭が真っ白だったときに想い出したのは・・・
当時感染症の専門家の方やお医者様がテレビによくご出演されていたと思います。
そのうちのおひとり、平畑光一さんというお医者様が番組によく出ていたのを思い出し、早速ネットで検索してみました。
早くからお医者様の立場でオンライン診療も含めて後遺症の方の治療にも力を注いでおられたからです。
とても素晴らしいと思ったのは、決定的な治療法はないけれども後遺症を抱えた方がやってみたら何かいいみたいだよ、という情報をある面ご商売抜きでホームページで公開していてくれたことです。
私はその情報のうち、自分の後遺症の症状に近いものの項目を読み、参考の本もネットで購入して読んでみました。
平畑先生の新型コロナの後遺症についての記事はこちらです
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購入した本はこちらです
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②そこから私が試してみたこと
(ア)子供の頃に風邪をひいたときに耳鼻科にかかると長い綿棒のようなものを使って鼻の奥(喉との合流点)を除菌してもらったことがあるかもしれません。
先生に処置されると、涙目でもれなく「ウゲ~」と言っちゃうアレです。
あの位置が上咽頭というみたいです。
その上咽頭という場所には侵入したウイルスが溜まりやすい(注)と考えられるということを知り、推奨されている鼻うがいをやってみようと思いました。
(注)(PCR検査のやりかたの一つに長い綿棒を使って採取する方法がありますが、それもこの理由からだそうです)
鼻うがいは花粉症対策でなさっている方もいらっしゃるとおききします。
ガラガラうがいだと喉の奥までは洗浄することは出来ますが、上咽頭までは届かないんだそうです。
私は味覚と嗅覚がだめだったので、
一日三回(朝、昼、晩)の鼻うがいをしました。
最初は市販の鼻うがい液と専用の容器(鼻うがい液を最初に使う人用に一緒にセット販売されているものがあります)を使いました。
初めて鼻うがいというものをやってみたのですが、全然痛くなかったのがびっくりでした。
(イ)亜鉛のサプリメントを毎日飲む
味を感じ取る舌の器官(味蕾)の新陳代謝が促される、とのことでしたので良くなるまでずっと飲み続けました。
(ウ)換気の徹底
(エ)ご飯は(美味しく思えなくても)ちゃんといただく
とにかく栄養をお食事から取ることを考えました。
(オ)よく寝る
子供か、というくらい寝ました。
私の場合は最初はほぼ一日。
良くなってきてからも8時間から10時間位でしょうか。
あまりに寝すぎてさすがに眠くならないのですが、腰が痛くならない程度にゴロゴロするようにしていました。
(カ)あまりあせらないようにする
体力や筋力が感染と療養中にめっきり衰えるので、少し症状が落ち着いたころに体力と筋力を取り戻すために長めに散歩したり、果てはマラソンをしたりする方もいらっしゃると聞きました。
ですが、あせって急に運動したりすると後遺症がさらに悪化することもあるということも言われています。
なので焦らずに・・です。
こちらは周りの方の理解も必要ですね。
私も徐々に徐々に普段の生活に戻っていきました。
私の場合はこんな感じでした。
何かのご参考になれば嬉しいです<m(__)m>
新宿の空。飛行機が近いのがちょっと怖いです☆