お題「本の探し方どうしてる?小説でも新書でもしばらくハマった作者に飽きたり、作品をすべて読んでしまったりした時。次の本をどうやって探してますか?」
ん~そうですよね、難しいですが大切なテーマですよね。
私の場合は次の3つです。
①中規模の本屋さんに行く
職場の近くに大きな本屋さんが3軒あります。
どれも駅に隣接したビルディング全体が本屋さんか、大きなフロアの3フロア位を本が占めている大型書店です。
ですが、私はめったにそこには行きません。
私の場合は大きな本屋さんに行くと、目移りするせいかかえって本がありすぎて選べなくなるのです。
行くと大体とんでもなく歩いただけでどっと疲れて手ぶらで帰宅することになります。
なのでちょっとこじんまりとしているけれどオールジャンルのものがまあまあそろっている中規模の本屋さんに行きます。
だいたい自分の地元の本屋さんか隣町の本屋さんに中規模の本屋さんが1軒ずつあるので、応援の意味も込めてそちらに出向きます。
そして気持ちの向くままに本棚の間を徘徊します。
でも長居はしませんし、回数もそんなにマメには行ってないと思います。
理由は本は出会うものであると思っているからです。
ある意味では人との出会いとおんなじかもしれないなあ、と思ったりします。
自分の直観のようなものを信じて出会った本を手に取ることが多いです。
まったくピンとくる本に出会わない時は、今日はそんな日なのね、と思って潔く諦めます。
でもそんな風にして出会った本は、そこから同じ著者の方の本をシリーズで読み続けたりすることが多いです。
ちょっと話が脇道にそれますが、東日本大震災のあと、すこし経ってからですが、地元の本屋さんが凄く混んでいたのを思い出しました。
みんな不安だったからなのか、いつも自分が読んでいる好きな作家さんの本だったり、自分の心を少しでも落ち着かせてくれるような本だったり、なにかしらの本との出会いを求めていたんじゃないかなあ、と思っています。
わたしもちょうどその時ですが高田郁さんの「みをつくし料理帖」のシリーズに出会いました。
時代小説でお料理のことも書かれた小説なのですが、震災で不安だった心を随分と和らげていただきました。
②図書館に行く
図書館は新着図書もありますが、古典があったり、貴重な本があったり、自分では高価で手が出ない本があったり、定番のものがシリーズで揃っていたりする場所です。
思えばとても貴重な場所です。
なのに、図書館という場所はお金をかけずに本を貸出していただけるので、お金を出して本を選ぶよりも気軽に本を選ぶことが出来る場でもあります。
その意味では自分の思いもよらなかった本と出会ったりする場でもあるかもしれません。
せっかくなので心の琴線に触れた本はどんどんお借りして読んでみます。
もし途中で合わないなあ、ということがあったら潔く読むのを止めて次の本に進む、ということが出来るのが図書館ならではの良さだと思います。
小説や新書とは違うのですが、私は高価な画集などをお借りして、のちに好きな画家さんとなる方の作品や生い立ちを知ることが出来ました。
また、和食のレパートリーを増やそうと本を借りるつもりで出掛けて、おいしそうな麻婆豆腐の作り方の書いてある中華の本を借りてきちゃったこともあります。
③kindleさんで検索する
最近は本棚のスペースのことを考えて、電子書籍も利用するようになりました。
私の場合、お料理の本と、地図などはどうしても紙の本になってしまいますが・・
電子書籍はレビューも読みますが、試し読みが出来るようであれば全体的な本の流れについては目次を必ず読むようにしています。
そしてさらに文頭も読めるようであれば、著者のお書きになった文章と自分の感性との相性を確認します。
その上で選ぶようにしています。
最近ふと思うのは、偶然の出会いで本を選ぶ素敵さもありますし、同時に体系的に本を読んでみることができたら理想的なのかもしれないですね・・
そのときの自分にとっての良い本に出会いたいものですね☆
奥深いお題をありがとうございました。
今日は図書館でサザエさんの本を借りてしまいました。