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わたしの場合
ここ数年のコロナ禍でやむなく避けていた自宅への来客。
ですが先日、自宅への来客が久しぶりにありました。
在宅勤務の時に仕事でサーバーを私の部屋に置く必要が出てきたので、業者さんが打ち合わせに来てくれたのです。
なのでそのために前もって、玄関から私の部屋までの最低限の通り道と自分の部屋を、せめてきれいにしておかねば!、と思い立ちました。
そこで今更ながら改めて気が付いたのですが・・・。
「自分が思っていた以上にものが多い」ことに。
もともとの自分の持っていたものに加えて、在宅勤務の時に必要なものが加わったことが原因かと思います。
とりあえず目に付くところの整理整頓を始めたのですが、来客のある日までに間に合わないので最終的には
「風呂敷大作戦」を決行し、
あまり見てもらいたくないところを風呂敷で覆って事なきを得ました(←得てないですけれど・・(*_*; )。
そのような経緯でその業者さんの訪問のあと、
少しずつでも「ものを片付ける」ということもですが、むしろ「ものを減らす」ために
本書 ドミニック・ローホーさん著「シンプルに生きる」を読んでみました。
ドミニック・ローホーさん
フランス生まれの著述家。
ソルボンヌ大学でアメリカ文学修士号を取得。
イギリス、アメリカ、日本でも教鞭をとる。
アメリカでヨガ、日本で禅の修行、墨絵を習得する。(本書より抜粋)
本書について
ものを過剰に所有することをやめてみましょう。すると、ものに対して使っていた時間が減り、自分自身にかける時間が増やせます。からだをケアし、心のなかの整理をすると、自分のもっている可能性を再発見することができ、意欲が湧いてきます。
シンプルにすること。それは、暮らし全体の風通しを良くするということです。
本の中で彼女が30年前にアメリカ旅行で出会った禅庭の美しさに衝撃を受け、美の源を求めて来日したということが書かれています。
本はすごくざっくりいうと、
「まず自分をちゃんと見つめ直してみましょう。
そして自分にとって必要なものは大事にし、
不必要だと思うものは思い切って手放してみましょう。」
という考えに貫かれている本だと思います。
引き算の美学のようなものを感じました。
私ははじめはものを減らすことを目的に本を読み始めました。
でも自分にとって何が、どれだけ、なぜ必要なのかに向き合うことは、
つまり自分と向き合うことに通じます。
ですから、この本は
ものについてのお話からスタートしていますが、
住まい
ファッション
時間管理
お金の管理
美容
食事
ひとづきあい
自己管理
にまでテーマが及んでいきます。
自分もライフスタイルもシンプルにするための考え方が
バランスよく、わかりやすくキュッと書かれていていると思います。
人にもよりますが、だいたい2時間位あればおそらくひととおり読むことが出来るかなと思います。
読んでみてグサッときたこところ
(グサッとな点その1)
場所を移動させただけで「片付けた」と思わない。
(グサッとな点その2)
常に「どうしてこれをとっておくのか?」と自問自答してみる。
(シンプル主義の37ケ条より)
(グサッとな点その3)
あなたに似合わない服
着古した服
なぜかわからないけど一回も来ていない服
空しい夢だけに終わった服
買って失敗したと思っているけれどもとってある服
フラストレーションの弾みで衝動買いした服
こういう服は、すべて思い切って処分してしまいましょう。
(ワードローブの再点検より)
片付けと処分をスタートしました
わたしの場合、本や衣類やバッグ類が多いのでここから始めています。
欲しいと言ってくださる方に人に差し上げたり、
リサイクルしてくれるお店に持って行ったりしています。
リサイクルショップなどに行くと思うのですが、上手にものが社会で循環出来たらいいな、と思います。
それにしても自分でもびっくりするくらいにバッサリ大ナタをふるっています。
まだ始めたばかりですが、それでも少しスッキリし始めた自分の部屋をみて、なにか「整う感じ」すらしますが気のせいでしょうか?(^O^)
身のまわりを片付けながら、わたしたちは自分自身の心のなかも整理しているのです。
(質素、清潔、秩序を重んじる楽しみより)
そうかもしれないなあ・・。