この時期近所の商店街ではショーウィンドウにお雛様を飾っているところを多く見かけます
個人の方が寄贈することもあるのでしょうね
今日は在宅勤務の日でした。
在宅勤務の時にはもちろん(⁉)「おやつ」を食べます。
最近はもっぱらこちらにハマっています。
自分でホットケーキを焼いたのは、もう何年ぶりでしょうか。
子供の頃に母がおやつによく作ってくれていたなつかしい思い出のお菓子です。
今日は午後3時頃に仕事の区切りをつけ、ホットケーキミックスの粉に、
分量どおりに牛乳と卵を溶いて指示通り混ぜてフライパンで焼き上げました。
最近テレビ番組の中で、ホットケーキミックスを作っている某メーカーの方が、
作るときの心得として次のように教えてくれていました。
- ホットケーキミックスの袋に書いてある分量を守ること(なんとなく牛乳の量が少ないような気がするかもしれませんが、これでちゃんふんわりと焼きあがるように計算されていますのでいいんですよ、とのことでした)。
- 弱火で(鉄のフライパンのときは油を薄くひいて。テフロン加工のフライパンのときはそのままで)。
- お玉で材料をすくってフライパンに対し少し高い位置からホットケーキの材料(液体)を落とすと、勝手にきれいに広がっていくので、結果ちゃんと「まあるく」焼きあがります。お玉の位置は一定に。ぐるっと回したりして動かさないでください。
- 表面にプツプツ穴があいてきたら、表面が乾ききる前に思い切ってひっくり返しましょう。
- これを守ればどなたでもふんわりとまあるいホットケーキが出来ますよ。
・・はい。
そのとおりにしているのですが、
焦げすぎたり、ひっくり返すのが早すぎたりで
シンプルなだけになかなか難しいものです。
でも、どんなふうに出来上がっても、
メープルシロップをトロ~リとたくさんかけていただきます。
出来たての時の「香」がとりわけ大好きです。
しあわせな香がします(*^-^*)
今日はその後仕事を定時に終えて、
明日で閉店してしまう近所のお洋服屋さんに母と行ってきました。
お店は個人で経営されている小さなお店です。
もう30年ほどご商売を営まれてきたのですが、
ご夫婦とも年を重ねてご病気になり、
治療や手術をしたおかげでいちおう回復はしたものの、
年齢のこともあるのでちゃんと養生しようということになったのよ、
とのご店主の奥様のお話でした。
お客さんは私たち親子のようにご近所さんばかりです。
ただ、以前近所に住んでいてその後遠方にお引越された常連さんも、
閉店のお知らせをもらって駆けつけていらっしゃったので、
店内はたいそう混雑していました。
経営者であるシャイなご主人は仕入れ担当。
明るくてお話好きな奥様が接客担当。
・・ナイスコンビでした。
お客さんの方も、年を重ねると洋服を購入するのに
乗り物に乗って百貨店やらの大きなお店には行くのは
だんだん難しくなっていきます。
かといってネットショッピングも、
やり方がわかる人以外はその都度ご家族に頼まないといけないですよね。
だから結局近所のお店がいいわ、というのが本当のところかなあと思います。
そして、たわいもないお話も、お買い物のついでにしてくる(もちろんおしゃべりが苦手な方もいらっしゃると思いますが)。
以前、この小さなお店で母の買い物に付き合ったときのことです。
わたしたちが買い物中に、威勢よくドアを開けて来店されたご年配の女性のお客さんがいました。
その方は店主の奥様に、
「いただきものなのだけれど、アスパラがたくさんあるの。よかったら貰ってくれないかしら?」
と声をかけていました。
見るとホントに大量のアスパラが。
結局、わたしたちまでそのりっぱなアスパラをたんまり頂いてしまいました・・。
今にして思うと、このお店は人と人をつないでくれる
ちょっとしたサロンだったんだなあ、
と思いました。
いろんな事情で小さなお店が閉店してしまうのは、
みんな生身の人間ですから、仕方がないことなのでしょう。
でもやはりそうは言っても寂しいものですね。
いまご近所さんで頑張っている小さなお店を営んでいらっしゃる方たちを、
微力だけれどなるべく応援していきたいなあと思った日でした。