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こころのよすがだった 奥野宣之著「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」

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忙しかったので、せめてと思いやってみました

 ここ何週間は、職場の決算期で、経理担当のわたしは慌ただしい毎日を過ごしていました。

休みの日を利用しての外出も、くたびれてままならなかったほどでした。

たんに体力の衰えからだったかもしれません(悲)・・。

とにかく休みの日に(近所への買い物以外)外出できない代わりにせめて何か、と思いこの本を本棚からひっぱり出してきました。

奥野宣之著

「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」

です。

 

本の構成

本の大まかな構成はこんな感じです。

  1. 興味があることについての情報を日頃からノートに集めておく
  2. 現地で体験しながら自分のアンテナに引っかかったものをさらに集めていく
  3. 終わってからのノートを完成させる楽しみ

ちょっと詳しく書くと・・

1.興味があることについての情報を日頃からノートに集めておく

 日日、目や耳から入ってくる情報をもとに、

いつか行ってみたい場所、

出会ってみたい風景、

食べてみたいもの、

などをノートに集めておきます。

ノートにメモしておくことでもいいですし、さらに雑誌や観光パンフレットなどから切り取って写真や記事をノートに貼っておくのもわかりやすいですね。

 

また、旅だけでなく、近所のお散歩くらいの距離でも良いのです。

いつもは通らない道を通ってみる。それもりっぱな小旅行なのではないでしょうか。

 

 わたしが実際にノートに書いてみて気が付いたのは、

「どんなことに自分が興味を持っているのか、ざっくりと傾向がわかる」

ということでした。

なので、もしたとえ実際にそこに行けなかったとしても、「自分のことを知る」という意味でやってみる価値は大いにあると思います。

 ちなみに私は、

  • 地元の郷土資料館(近いと意外と行っていませんでした)に行く
  • 池波正太郎記念文庫に行く
  • 司馬遼太郎記念館に行く
  • 京都国立博物館に行く
  • 二条城に行く
  • 古賀音だんごを食べたい(賞味期限が当日限りのゴマたっぷりのお団子)
  • 文具女子博に行く
  • 地方にいる友人に会いに行くついでに、現地の城巡りをする

などがノートに書いてあります。

思いつくままでも良いのです。書いてみたら正直楽しかったです。

現在もリストは、切り抜いた記事とともに日々増殖中です。

 

2.現地で体験しながら自分のアンテナに引っかかったものをさらに集めていく

たとえば

  • 現地の観光案内所や博物館・美術館、お店などにおいてあるパンフレット
  • 説明書きの書いてある看板も写真に撮っておく(撮影可能なもの)
  • その場にいくと押せるスタンプ・御朱印
  • 自分で実際に体験してみた感想を書いたメモ

などです。

3.終わってからのノートを完成させる楽しみ

あんまり完璧を目指さないで、自分がほどよく追体験できるように楽しんで出来ると良いのではないかと思います。

上記2で集めた資料や感想メモ、使った地図などをもとにします。

 

これはあくまで私の感覚ですが、こちらは

「ノート」

「デジタルメモ(メモアプリのようなもの)」

のどちらでも続けられそうな方でよいのかなあと思いました。

 

奥野さんのノートは上記1,2,3がすべて1冊のノートにまとめられていてこんな感じでした。

すごく楽しそう・・。

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わたしの場合

外出できない時に、一日のうちでほんの数分だけ時間を作ってノートを作り始めたのですが、作ること自体が楽しくてよい気分転換になりました。

行けるところから出掛けてみようと思っています。

 

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